子供に与える影響
最近では幼稚園で英語教育に取り組んでいるところが半数以上に上り、親にとっても関心が高くなっています。
では、幼稚園でカリキュラムとして取り入れるメリットはどんなところにあるのでしょうか。
まずは、日本語以外の言語で考える耳や脳が培われることにあります。
言語の発達は生後6か月から始まるといわれ、早ければ早いほど言語の習得に役立ちます。
さらに、小さいころから楽しみながら接することで、勉強という堅苦しいものではなく自然と身に着けられるところに利点があります。
幼稚園など幼いうちから英語を勉強すると、日本語が中途半端になったり、考え方が外国人的になったりすることを心配される方もいますが、週に数回程度の勉強などでは通常用いている日本語に悪影響を及ぼすことは考えなくてもよさそうです。
また、そもそも日本の家庭で生活しながら親御さんを通して日本の文化や慣習などを自然に学べるため、日本人らしさを失うことにはつながりません。
バイリンガル幼稚園に子供を通わせるメリット
バイリンガル幼稚園とは、日本語と英語の2か国語を話せるように教育する幼稚園の事です。
ではここに子供を通わせるメリットは何かというと色々あります。
まず英語を自然な環境で学ぶ事が出来るという点です。
学校で中々英語が身につかないのは、授業以外で使わない場合が多いからです。
しかしバイリンガル幼稚園なら、英語しか話せない先生や友達もいる為、自然と身に付きます。
また国際的な視野を持てるようになるというのもメリットです。
ここには外国人も沢山いる為、普段からこうした人達といる事で、身近に感じられるようになり、子供が変な先入観や偏見等を持たずに色々な人と接する事が出来るようになります。
他にも日本語も学ぶ事が出来るというのも大きな魅力です。
インターナショナルスクールだと、英語はなせるようになりますが、すべて英語の為日本語がおろそかになってしまう事も少なくありません。
ところがこの幼稚園なら、日本語能力も英語能力と同様に伸ばす事が出来る為、普通の日本の小学校に通う事になっても問題がないというのも大きな魅力です。